学部/学科紹介.

救急救助科

教育課程

救急医療分野だけではなく社会の変化によって必要とされる様々な実務を反映できるような教育課程を運営しており、Simulation, S-PBL, Core Skill – TLPなどの様々な教育方法を適用して現場実務能力を備えた1級救急救助士を持続して養成する。

区分 教育課程
1年生 大学生活の理解(1)(2)、人命救助(水泳)、大学共通教養、教育学概論、 TOEFL(1)(2)、創業基礎、対人関係能力、解剖学(1)(2)、救急医療体系、医学用語、生理学(1)(2)、公衆保健学、救急患者管理学(1)(2)、患者の救助及び搬送、環境救急処置学、基本外傷処置学、行動救急処置学、 Core-Skill(1)(BLS), Core-Skill(4)(基本外傷)、消防安全管理論、
2年生 大学生活と未来(1)(2)、TOEFL(3)(4)、救急患者評価、専門外傷処置学、専門心臓蘇生術、病院総合実習(1)(2)(3)、救急現場実習、救急薬理学、病理学、法医学、内科診療補助学、整形外科診療補助学、内科救急処置学(1)(2)、小児救急処置学、産科救急処置学、 Core-Skill(2)(患者管理)、 Core-Skill(3)(救助搬送)、 Core-Skill(5)(専門外傷)、 Core-Skill(6)(専門心臓)
3年生 進路及び職業倫理(1)(2)、基礎医学特論(1)(2)、救急患者管理学特論(1)(2)、専門救急処置学総論、医療関係法規、専門救急処置学各論(1)(2)(3)(4)、災難管理、神経外科診療補助学、 Core-Skill総合評価

教科目概要

解剖学

人体の構造と形態を系統解剖学的及び局所解剖学的に理解することによって包括的な救急救命学の知識と技術の習得・理解を増進させる。

救急医療体系

救急医療に関与している各種の団体との構成背景を理解させ、救急医療の一般的な事項を熟知させる。

患者構造及び移送実習

患者の移送原則、また患者の構造と移送及び救急車両に患者を乗降させる方法を習得し、救急救命業務を遂行することができる能力を培養する。

大型災害及び実習

災害や大型事故により人的被害が大量に発生した場合に 救急救命士がとるべき行動、応急処置や移送の優先順位及び移送方法について学習し、現場での実践能力を培養する。

救急患者管理学及び実習 (1, 2, 3, 4)

救急救命を遂行する過程において患者管理の必須的で基本的な概念を学び、技術を取得し、救急患者に適切な救護を行い、患者の生命と健康を保護することのできる実務能力を培養する。

救急患者評価

救急患者が発生した場合、その患者の病歴調査及び身体査定を通して患者の損傷程度の確認及び治療方向を設立させるための知識を習得させ、現場での対処能力を培養する。

基本蘇生法

病院前段階で 救急救命士が現場で心停止患者を蘇生させるための救急治療、つまり心肺蘇生法に必要な基本的な原理と技術を習得して色々な状況での心停止患者に対処できる能力を培う。

基本外傷処置学及び実習

簡単な技術ではあるが、よく使われる基本外傷処置法は患者の生命と予後を左右するほど重要で、後に上級技術とともに併用することで高い効果を上げるため、その基礎実技能力をしっかり養い患者の処置水準を高める。

Pediatric Occupational TherapyⅠ,Ⅱ

This course covers the basic emergency medical reponses and treatment.

専門的外傷処置学及び実習 (1, 2, 3)

多発的外傷患者や重症である外傷患者に対する外傷処置を体系的で迅速に施行させるために、患者の状態を素早く評価し、段階的且つ優先順位に沿って行う外傷処置の方法を習得する。

専門的心臓蘇生法及び実習 (1, 2)

専門的心臓蘇生法は基本人命救助法とともに患者の呼吸と循環を補助するための装備の使い方と技術を習得するものである。また心電図の監視と不整脈の感知及び治療、静脈路確保、蘇生後の治療、心室細動患者の初期治療に関する知識と技術も習得する。

専門的応急処置学特論

専門的応急処置学を総評価する科目で、国家試験に備えて整理し、模擬試験を通して国家試験の特徴をつかみ、対策を強化する科目でもある。

内科応急処置学 (1, 2)

救急を要する疾患の中で一番比重が高い内科系救急疾患に対して、迅速に患者の状態を認知し該当臨床症状について適切な応急処置を提供し、素早く安全に移送できる能力を培養する。

呼吸管理学

病院に到着前、現場と救急治療室、 集中治療室(ICU)での呼吸管理を主に学ぶ科目で、酸素療法、呼吸器具管理、人工呼吸器の使い方など、呼吸管理に使われる装備及び呼吸管理技術の能力を培養する。

環境応急処置学

多くの環境的要素によって発生する各種の救急状況を素早く認知し、それによる患者の病態及び生理を理解して臨床症状によった適切な応急処置を提供することのできる能力を培養する。

救急医療関係法規

救急医療関係法の概念、分類及び体系目的などを理解して、救急救助業務を行うに当たってそれに関係する法の内容を熟知し理解する。

保健医療関係法規

保健医療関係法の概念、体系及び分類などを理解し、救急救命業務を行うに当たってそれに関係する法の内容を熟知する。

小児・産婦人科応急処置学

小児科において、小児によく発生する応急疾患に対する処置法を習得する。応急疾患における基本的人命救助法、気道が詰まったときに行う応急処置、外傷による応急治療を施し、産婦人科では妊娠と出産時に発生する合併症と応急分娩などに対する応急処置の能力を培養する。

精神応急処置学

精神応急とは、患者や他の社会構成員達が自己を抑制出来ない時に引き起こす精神科的、環境的、状況的、または気質的変化による特殊な応急状況や情緒的混沌、あるいは混乱の中での患者の思いがけない衝撃によった危機状況に対する効果的な対処法案能力を培養する。

整形外科処置学

病院に到着前、そして病院での整形外科救急と医師の補助ができる技術を身につける。病院に着く前と病院内での救急時における整形外科的応急処置能力と救急治療室、石膏室、処置室、手術室、病室で整形外科専門医を補助することのできる能力を培養する。

神経外科処置学

病院に到着前、そして病院での神経外科救急と病院内での神経外科補助ができる技術を身につける。病院に着く前、病院内での救急時における神経外科的応急処置能力と救急治療室、処置室、手術室、病室で神経外科専門医を補助することのできる能力を培養する。

応急処置法実技総合評価

国家実技試験を科目別に修練し、総合的に評価し実技試験に備えて国家試験実技能力を培養する。

臨床総合実習 (1, 2, 3, 4, 5, 6)

医療機関で救急患者に対する救急救助及び患者管理実務を経験することによって対象者の健康問題を査定し、計画を樹立して合理的に仲裁することのできる能力を培養する。

現場実習 (1, 2)

各種の事故や急病によって発生した救急患者に対する現場救急救命実務を経験することによって、現場で素早く、正確に業務を熟達できるようにし、救急救命関連における行政組織での業務遂行能力を涵養させる。

医学用語

医学用語を習得して、救急救命学科の専攻科目の知識を理解するのに役立て、医療機関で取り扱う疾病、手術、多くの検査及び患者管理に関する用語を学習して救急救命業務を遂行できる能力を培養する。

基礎医学総合評価

解剖、生理、病理、薬理学及び公衆保健学についての全般的な知識を評価し、基礎医学に対する概念を成立する。

生理学

疾病による人体の機能的、形態学的変化の原因と疾病の発生機制、またこれらの経過と結果及び宿主に及ぼす影響などを理解する。

病理学

疾病による人体の機能的、形態学的変化の原因と疾病の発生機制、またこれらの経過と結果及び宿主に及ぼす影響などを理解する。

法医学

法律上問題になる医学的・科学的事項を研究して解決することにより法の運営を助け、人権擁護に役立つ学問である。

応急薬理学

臨床の現場で使われる薬物を系統的に分類し、これらの用量、用度、投与方法、作用及び副作用について学び、救急救命業務に適用させるための知識を習得する。

消防法規及び実習

消防官になるための公務員試験に備え、消防に関連する火災の予防、鎮圧と危急な状況での救助・救急活動を規定する法律の理解及び実務能力を習得する。

救助実務及び実習

事故現場で危機に直面した人を危険から救出し、救急救命業務を適用させることができる知識と技術を習得する。

水上人命救助及び実習

自由形、背泳、平泳ぎ、バタフライ、救助泳法など体系的な技術を習得する。理論と実技を通じて水上での人命救助訓練と安全教育を学び、熟知する。

心電図概論

基本的な心電図の理解と救急状況での心不整脈に対する診断と処置についての能力を培養する。

公衆保健学

各種の保健事業の必要性と理解を助ける知識を習得する。また、疾病予防に重点を置き、地域社会を対象にした健康レベルの向上のための色々な知識を習得し、保健師としての責任と使命を成し遂げる能力を培養する。

医療保険実務及び行政

各医療機関で行われる医療保険請求と保険の審査、医療保険の管理と運営上の実務を学ぶ。

スポーツマッサージ学

スポーツ解剖生理学と運動生理学を基礎とし、各運動種目別に筋肉発達についての特性を把握する。スポーツ医学及び他の科学を基にスポーツ心理学、生理学、予防医学、人体工学を含めた臨床医学などを併せてスポーツマンの運動能力向上と訓練または競技中に発生し得るスポーツ障害を事前に予防して人間の身体的運動能力を最大限に発揮できるように補助的役割を遂行するための能力を培養する。

消防学

消防関連の学問を研究し、消防技術及び消防行政の向上と災難防止の一翼を担うことのできるレベルの高い専門的人材養成を目的とする。

消防実務

大型火災及び事故による多くの災難の原因を究明し、その対策と予防管理についての専門知識を備えた有能な消防官を育成するために消防科学を体系的に理解して応用することができる教育能力を培養する。

応急処置シミュレーション

患者発生現場、救急車、救急治療室など実際の状況と同じような緊急感とストレスを体感できるようにし、その状況下で要求される応急処置を正確に理解・施行し、最も効果的な技術を実施できる能力を培養するためPBLとシミュレーションを並行した教育方法を適用する。

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